持続可能な開発への取り組み

2001年よりAtenao は、人道的な活動に取り組んできました。さらに今日、多言語経済のトップ企業として、持続可能な開発を支援する活動により積極的に参加していかなければなりません。
この観点から、Atenaoの環境に対する活動は GREEN WORK の創設で公式に示されました

翻訳憲章の署名企業として、当社の人道的な活動は、完全自然栽培によりオリーブオイルを生産しているプロヴァンスの生産者の支援や、世界の森林保護および保全の立役者であるNGO団体 PLANETE URGENCEの支援など、多岐に渡り実現されています。

NGO 団体 Planète Urgence への支援

Atenao は、非政府組織 PLANETE URGENCE の森林保護および保全活動を支援しています。2017年9月1日より、すべての翻訳、通訳および校正の発注は、危機にさらされている森林の植樹コストの一部に充てられています。この活動を通じて、現在までにインドネシアに37,500本、マダガスカルに7,500本、合計45,000本の樹木がAtenaoの森に植林されました

インドネシアにおける持続可能な開発の支援

インドネシアは、定期的に自然災害による被害を受けています。これに加え、大規模な都市開発や地元の住民による土地の無秩序な管理によって土壌と農作物に相当な被害が発生し、明白な生活の糧を住民に約束する森林地帯、動物相、植物相の大規模な破壊が広がっています。『ネイチャー』誌によると、アイルランドの国土に相当する600万ヘクタールの森林が、主にスマトラとカリマンタンの一帯で2000年から2012年の間に紙パルプ産業と農産物加工業の為に伐採されたということです。

国連 の調査によると、1990年以降に食糧確保および農地開発のために消滅した全世界の森林面積は、2000万ヘクタールに及ぶと予測されています。

マダガスカルの森林保護

マダガスカルの高地で、Atenaoは PLANETE URGENCE を支援し、ランディべ(マダガスカルトゲマユカレハ)蚕の宿主植物である固定種のタピア(ウアパカ・ボジェリ)の森の保護をサポートしています。PLANETE URGENCE は、地方森林・漁業開発局、住民基盤組織(OCB)と提携し、再植林活動と野生絹生産ルートの支援をしながらエコシステムの修復に取り組んでいます。

森林破壊のペースは過去20年で減速(2000年から2010年にかけては−520万ヘクタールの消滅したのに対して、2010年から2020にかけては−470万ヘクタール)こそしているものの、森林破壊そのものは進行しており、下記のグラフが示す通り、南米とアフリカにおいては特に深刻な状況が発生しています。

農業エコロジーへの支援

les opies

ドメーヌ・デ・ゾピーを支援しながら、Atenaoは環境や人をリスペクトした農法を応援し、手作りの100 % 天然オリーブオイル製造に貢献しています。

ボトルに詰められた自然

合成化学物質を一切使わないバージンオリーブオイル商品化の先駆者であるドメーヌ・デ・ゾピーは、Nature& Progrès ラベル認定下、6 ヘクタールにわたるレ・ボー・ド・プロヴァンス渓谷 AOP オリーブ畑を有機農法で開発しています。

自然はドメーヌが守るべき宝であり、自然は必要とするものすべてを秘めています。したがってドメーヌのオリーブオイルの製造は、100 % 天然手作りです。有機農法で許可されている土壌肥料あるいは木への噴霧をはじめ、植物病虫害防除処理、殺虫剤、殺菌処理も一切行わないことが特徴。可能な限り完璧で純粋なオリーブオイルを作り上げています。まるで人間同様に扱われるオリーブの木。そしてそこからできるオリーブオイルは、個性ある独自の風味を持ち合わせています。

オリーブの特性のおかげで、オイルの抽出に化学的な工程を必要としない唯一の植物油であるオリーブオイルは、まるでエキスのよう。たとえ生産量を増加させるとしても、製造の前工程に化学的なものを追加するのは不合理かつ残念なことです。

したがって、デ・ゾピーの土壌は伝統的な方法で管理されています。さらにオリーブの木の外敵と病気に対する対策は、エコシステムの開発に恩恵を施す動植物(野鳥、爬虫類、昆虫、花 果樹、草、植物など)の存在と発育に配慮しながら自然な方法で行われています。