イタリア語翻訳(日伊翻訳・伊日翻訳)

イタリア語は、英語やフランス語などの他のヨーロッパ言語の二の次にされやすい言語ですが、その美しさと魅力は失うことなく、翻訳の分野でよく使われている言語です。

世界におけるイタリア語

イタリアの人口 6000 万人に加えて、イタリア語話者は世界各地に点在しています。例えばヨーロッパでは、人口 29 万人を有するスイスのグラウビュンデン州とティチーノ州ではイタリア語が公用語です。バチカン(第一公用語はラテン語)やサンマリノ(ヨーロッパで最も小さな国家)も同様です。クロアチアとスロベニアにもイタリア語話者のコミュニティがあります。

古代ローマ時代の終焉と共に、イタリアはイギリスをはじめとする植民地化に励む一大国家ではなくなりました。反対にアメリカ合衆国が移民の受け入れ地になり始めると、大量のイタリア人が、ロードアイランド州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、フロリダ州、コネチカット州、マサチューセッツ州に移民コミュニティを形成しました。今日イタリア系アメリカ人は 1800 万人に及びます。

イタリア系移民は、ブラジル、アルゼンチンやウルグアイにも定住し、その数は南アメリカ全体で 5000 万人に及びます。

プロフェッショナルな分野でのイタリア語

イタリア語は、貿易、国際経済交流の言語といえます。特に貿易分野では、ないがしろにできない重要言語です。イタリアはヨーロッパで 4 番目に裕福な国であり、世界経済大国第 8 位です。自動車業界ではフィアット、高級プレタポルテ業界ではドルチェ&ガッバーナ、食品業界ではフェレロ・ロシェやヌテラなど世界に名を覇す有名ブランドの功績が大きい国です。

また、文化や観光言語でもあるイタリア語が、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ボッティチェリに帰着するのは必然的なことです。ギリシャ・ローマ文明をより良く理解するには、イタリア語の習得が必要です。

イタリア語の難しいポイント

イタリア語は、一見読むのが大変簡単で、各文字が発音されます。ロマンス語であるフランス語とイタリア語では、イタリア語を話さなくても単語の意味の推測が容易な場合もあります。

しかしながら、「colazione 」はフランス語の「 collation 」(間食・おやつ)ではなく朝食であることを理解するにはイタリア語話者であることが不可欠です。類似している単語で意味の違うものを挙げるとすれば、「 il cancro 」があります。それはフランス語の「 le cancre 」(イチョウガニ)ではなく「 le cancer 」(癌)を意味します。一文字が逆になるだけで、意味は全く変わってしまうのです。もし、誰かが「regalo 」を提案してくれたなら、それはご馳走(フランス語で「 régal 」)ではなく、プレゼントのことです。「 riposta 」は、フランス語の「r iposte 」(反論)の意味はなく、「返答」を意味します。