スペイン翻訳(日西翻訳・西日翻訳)

ラファエル・ナダル、シャキーラ、パブロ・ネルーダ、さらにアンドレス・イニエスタなどの著名人が各分野でスペイン語の人気を高めています。今日、スペイン語話者は 5 億人以上に及びます。

世界におけるスペイン語

南米のほぼすべての国々がスペイン語を公用語としています。メキシコ、ホンジュラス、ボリビア、チリ、パラグアイなど計 21 か国に及びます。

フロリダ州とアメリカ合衆国の南西に広がる地域では、人口の 5 ~ 20 % がスペイン語話者です。この数字は増加傾向にあります。

アフリカ大陸も例外ではありません。旧スペイン植民地の赤道ギニア共和国の公用語はスペイン語であり、カスティーリャ語は現在も行政、ビジネス、教育の場で使用されています。モロッコには、スペイン領地であるメリリャがあり、150 万人以上のスペイン語話者が住んでいます。

スペイン語は、世界中で 5 億人以上の人々に母国語あるいは第二言語として話されています。

プロフェッショナルな分野でのスペイン語

スペイン語は、ラテンアメリカ発祥の映画ブーム、テレノベラ(テレビ小説)の言語といえるでしょう。カルチャー分野では、ここ数年、数多くのスペイン語の歌謡曲が飛躍的成長を遂げています。メッセージを伝える魅力がスペイン語にはあるということでしょう。

南米市場やこの地域を代表する商業と経済資源への参入には、この言語についての正しい知識があるとよりスムーズに事が進みます。鉱山資源と農作物の生産と輸出は現在急成長している分野です。需要は主にアジア諸国で増加傾向にあります。したがってスペイン語は利用されるべき交渉手段のひとつだといえます。

スペイン語の難しいポイント

スペイン語には、さまざまな方言があります。標準スペイン語のカスティーリャ語がカタルーニャ語、ガリシア語、アストゥリアス語とバスク語と共存しています。しかも、これらは代表的な方言グループです。

カスティーリャ語とカタルーニャ語(カタルーニャ州、アンドラ、バレアレス諸島、バレンシアなどで話されている方言)では発音に違いがあります。カタルーニャ語は二重母音を含めすべての文字を発音します。さらに語彙にも違いがあります。スペイン語で「おやすみ」を意味する「 buenas noches 」はカタルーニャ語では「 bona nit 」です。「さよなら」も「 hasta la vista 」よりも、カタルーニャ語では「 a raveure 」を使います。構文、スペルのルールも異なります。

さらに、南米のスペイン語では同じ単語でも厄介な意味になったりすることがあります。標準スペイン語で「 coger 」は何かをつかむ、捕らえる、探すことを意味するのに対し、ラテンアメリカのスペイン語ではセックスすることを意味します。したがって、翻訳で正確なメッセージを伝達するには、スペイン語の難しいポイントすべてを熟知したプロフェッショナルに依頼する必要があります。